スバルショップ三河安城の最新情報。新中期経営ビジョン「STEP」発表。今後のスバル大胆予想!| 2018年7月16日更新
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誰でもより運転を愉しむことができるアフォーダブルな⾃動運転技術。
EyeSightには、大きな変化がありました。自動運転(レベル3以上)をロードマップから除外したのです。その代わり、2030年までにスバル車が関係する死亡事故をゼロとする、という新たな目標を立てました。
スバルがEyeSight開発に着手した動機は、「事故ゼロを目指すため」であって、自動運転の実現ではありません。その原点に立ち返り、「自分たちが何をすべきか。」を見直した末の結論でしょう。「レベル2の運転支援技術を磨き上げる」との言葉からは、世界最高のAEB(衝突被害軽減ブレーキ)実現へ向けての強い思いが感じられます。
一方で、「ただ⽌まればいいってもんじゃない」のも事実です。AEB(衝突被害軽減ブレーキ)が発動すると、前方車両に対するリスクは下がっても、後続車両に対するリスクは増加します。危険を探知したからと言っても、停止すべきではないシーン(回避の方がベター)もあるわけです。如何に、トラフィック全体のリスクを下げられるのか。それは、大いに課題となるでしょう。
気になる次世代EyeSightは、どうなるのか。
某誌で盛んに報じられているように、ver.3→ver.4への進化は大きなステップとなるようです。といっても、上段で述べたように「自動運転狂想曲」からスバルは脱退を表明していますから、自動運転へシフトするメガサプライヤとは距離を置くいわゆる「吊るし製品」をそのまま搭載するような事態には決してならないでしょう。
今後は、進化の幅は小さくとも着実なブラッシュアップを継続するのが、基本路線。但し、アイサイトECUの能力は限界に来ていますから、日立オートモーティブ製であるアイサイトAssyが、他メーカー製もしくは日立の最新版に切り替わるのは間違いありません。
今年、レヴォーグの年次改良に際して、小改良が実施されています。今後も、こうした小改良を重ねつつバージョンアップを図り、何処かのタイミングでハードウェアの刷新を図るものと思われます。
次なる大幅アップデートは、地図情報とビッグデータとの融合です。2022年までには、国内向けナビもSTAR-LINK化するとありますから、このタイミングでEyeSightは地図情報とリアルタイム交通情報との融合を図るものと思われます。
スバルは、もっとスバルらしく。
急激な販売拡大路線は、スバルに大きな歪を残しました。その反省から、今後のスバルは現実路線へと方針を転換します。より個性を極め、スバルに乗ることに幸せを感じてもらえるような、もっと愛されるメーカーへと生まれ変わっていくのです。
となれば、電動化と自動運転を急進する他のメーカーとは、間違いなく色合いの違いが際立ってくるでしょう。そんなスバルが評価されるかどうか。それは、10年後の世界に聞いてみないことには分かりません。でも、私たちスバルファンがいればこそ、スバルはスバルらしくあるはずです。
今後とも、皆様のスバルのご愛顧を何卒お願いいたします。