スバルショップ三河安城の最新情報。間もなく、ルマン24時間!今年の優勝は誰だ?| 2025年6月13日更新



ニュース ピックアップ [ 最新情報 ]
2025年06月13日 スバル
2025年04月13日 スバル
2025年02月28日 スバル
2025年02月22日 スバル
2024年12月27日 スバル
2024年11月09日 スバル
2024年10月18日 スバル
2024年08月07日 スバル
2024年06月14日 スバル
2024年06月02日 スバル
勝敗を左右するのは、ドライバーの経験とチームワーク。
3強が、何故にそこまで優位なのか。それは、経験と知見の圧倒的な差です。トヨタには2013年以来連綿と積み上げてきた経験と知見があり、フェラーリにはF1由来の強力な開発陣が控えており、ポルシェは1970年代以来の膨大な経験が強さを作り上げています。そして、3強のドライバー布陣は最高レベル。6名全員がF1経験者というトヨタは別格で、フェラーリ・ポルシェも第一線レベルで揃えています。そこへ行くと、他のメイクスは3強を外れたメンバーが主力である場合もあり、クォリティがワンランク落ちると言えます。
もちろん、アルピーヌでやっと天賦の才を発揮したミック・シューマッハは速いでしょう。でも、耐久は一人速くても意味がありません。3名全員が、いやチームのドライバー全員が、同じ一つの目的のために、最高レベルの仕事を出来なくてはいけません。そういう意味に於いて、やはり3強の優位性には決して揺るがないものがあります。
ルマンで、勝敗を多いに左右するのが、周回遅れの処理。前を走るGT3マシンを何処で抜くのか、そこまでペースの変わらないLMP2をどう処理するのか。これがマズければ、ラップタイムの上下変動が大きくなり、ロスタイムを積み重ねていくことになります。耐久に於いて優れたドライバーとは、一発の速さがあるドライバーではなく、様々に変化するコンディションの中でも、周回遅れの処理を確実・適格かつ大胆にこなせる者を指します。だからこそ、若いだけでは駄目で、経験がモノを言うのです。
昨年は、雨上がりの難しいコンディションの中で、素晴らしいパフォーマンスを発揮したのが、今年のインディ500を制したアレックス・パロウ。ポテンシャルに劣るキャデラックで、3強を上回るペースを披露しました。しかし、結果は7位。やはり、ルマンは一人のドライバーだけが速くても勝てないのです。
世界最高峰のメイクスバトル、今年のルマンを制するのは??
さぁ、2025年ルマン24時間レースまで、あと1日。24時間後に、燦然と輝くトロフィーを手に、喜びの讃歌を歌うのは誰か。フェラーリか、ポルシェか、トヨタか。はたまた、キャデラックか。。。
ルマンには、一切の救済処置はありません。コース脇で力尽きた者は、ただ排除されるのみ。何千・何万ものパーツで組み上げられた、精密機械が24時間に渡って、最高のパフォーマンスを発揮し続けられるのか。そして、誰よりも速く24時間を駆け抜けることができるのか。
今年もまた、世界で最も奥深いレースの火蓋が切って落とされます。さぁ、喜びの瞬間を皆さんで分かち合いましょう!
