スバルショップ三河安城の最新情報。スバル、各モデルに特別仕様車「Proud Edition」に追加発売。| 2015年5月8日更新
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コストパフォーマンスの高い特別仕様車、「Proud Edition」登場。
4月14日、スバルの主要ラインナップへの特別仕様車「Proud Edition」の追加が発表されました。この「Proud Edition」は独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の実施する「予防安全性能アセスメント」においてすべてのアイサイト搭載車が「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したことを記念して設定された、装備充実のお買い得モデルです。
スバルの「定番お買得モデル」と言えば、レガシィ系の後期モデルで代々追加発売されてきた「B-SPORT」を想起させますが、この「Proud Editon」の中身はどんなものでしょうか。では、装備の詳細をみていきましょう。
※なお、車両価格は付属品を含まない本体価格であり、税抜き表示です。
「レヴォーグ」:「Proud Edition」の追加で「S-Style」は廃止に。
レヴォーグは2年目を迎え、先頃年次改良を実施しました。引き続き販売も堅調ですが、特別仕様車の追加は早くも2回目。スバルのレヴォーグに対する意気込みが伝わってきます。
特別仕様車と言えば、昨秋に追加された「S-Style」が思い出されます。この「S-Style」は、「1.6GT」に18インチホイールを与えたもので、「1.6GT」のスペックで「1.6GT-S」のルックスに仕立てたモデルでした。
これに対し、今回の「Proud Edition」は「1.6GT」と「1.6GT-S」の双方に設定されていて、なおかつ双方の中間の装備を持つグレードとして仕立てられています。つまり、「1.6GT-S Proud Edition」は「1.6GT-S」のお買い得版であり、「1.6GT Proud Edition」は「1.6GT」の価格据え置き+装備充実仕様となっているのです。
このProud Edition、ホイールが専用デザインの17インチとなります。結果、1.6GT-Sでは1インチダウンとなります。見た目の良い高扁平タイヤですが、交換費用に頭を悩ませる方も多く、そういった意味ではインチダウンは歓迎されるでしょう。また、購入後ホイールはカスタマイズして楽しみたいというお客様や、純正ホイールをスタッドレス用に転用したいお客さまにとっても、インチダウンはメリットとなるでしょう。
「1.6GT EyeSight Proud Edition」vs「1.6GT EyeSight」
Proud Editionの265万円に対し、1.6GTの257万円を比較すると、一見お買い得感がないように感じられます。しかし、Proud EditionにはLEDロービームランプと運転席パワーシート、クリアビューパックが標準装備。それゆえ、1.6GTは同一装備をもつオプションコード「ABC」の269万円と比較するのがより的確です。となると、Proud Editonの方が4万円お得という計算になります。なお、オールウェザーパックからクリアビューパックへの変更に伴って、フロントドアガラスの撥水加工とUVカット機能が省かれていますが、4万円は嬉しい節約となるでしょう。
メーカーオプションでサンルーフ、ウェルカムライティング+アドバンスド・セーフティ・パッケージの追加装備が可能です。
「1.6GT-S EyeSight Proud Edition」vs「1.6GT-S EyeSight」
1.6GT-Sは、スバル伝統のビルシュタインダンパーを備えた、レヴォーグの中でも最も注目度の高いグレードです。この人気グレードに追加されるProud Editionでは、ホイールのインチダウンに伴ってフロントブレーキが16インチ2ポットに変更となり、助手席パワーシートとアルミペダルキットの装備がありません。
価格は、Proud Editionの方が6万円安価であり、その差のほとんどは助手席パワーシートであろうかと考えられます。思ったより使う機会の少ない助手席パワーシートを不要とお考えの方にとっては、願ってもないグレード設定かもしれません。こちらでも、ウェルカムライティング+アドバンスド・セーフティ・パッケージの有無を選択可能です。
「フォレスター」:お買い得感の強い、充実の装備。
今回追加されたProud Editionは、シティユースを意識して装備を充実させた特別仕様車であり、最量販グレードの「2.0i-L EyeSight」をベースとしています。ウィンタースポーツやアウトドアなどのアクティビティユースを想定した「X-BREAK」とは、明確にキャラクターを分けているのが、興味深いところです。
最大の特徴は、何と言っても豊富な専用装備の数々でしょう。シルバーステッチをアクセントとして仕立て直されたインテリアと、滑らかな手触りのウルトラスエードシート、シルバーカーボン調の加飾パネルなど、シティユースにマッチした上質なインテリアを演出します。またエクステリアにおいても、サイドウィンドウ周囲と下部モールディングにXT譲りのメッキモールが追加されており、高級感を高めています。
オススメは、フロントシートヒータとオートライト&オートワイパーを装備したタイプ。フロントシートヒータは厳冬期に有難い装備で、水温が上がるよりも前に体を直接温めてくれるので、スグに快適なドライブが可能になります。このタイプの価格は、243万円。これと同等装備を持つオリジナルモデルは、オプションコード「CCC」の253万円。その価格差は、実に10万円。シティユースでSUVを愉しみたい方には、このProud Editionがお勧めです。
但し、Proud Editionにはルーフレールの設定がありませんから、これをご希望ならば2.0i-L EyeSightかX-BREAKをお選びください。特にX-BREAKは、撥水加工を施したオレンジステッチが鮮やかなインテリアが特徴で、専用のボディカラーも設定される今注目のグレードです。アウトドアユースが多い方でしたら、こちらがお勧めです。
「XV」&「XV HYBRID」:エントリーグレードにEyeSightを追加。
アイサイト搭載を前提とすれば、2.0i-L EyeSightの1グレードしか選択肢がなかったXVとXV HYBRIDに、新たな選択肢を加えたのが今回のProud Editionです。新たにベースグレードの2.0iをベースとしてアイサイトを追加、よりお買い得感の強い価格設定となっています。
まずは、XVから見てみましょう。装備面では、2.0iにはないマルチインフォメーションディスプレイが標準装備となる一方で、2.0i-Lでは標準装備のキーレスアクセス&プッシュスタートと運転席&助手席パワーシートの選択ができません。オススメはHIDロービームランプを装備したタイプで、価格は225万円の設定。これとほぼ同一装備の2.0iは217万円ですから、価格差は8万円。これまで、アイサイトは+10万円のメーカーオプションとして設定されてきましたから、2万円お得な価格設定になっています。これを2.0i-L EyeSightと比較すると、実に12万円もお買得となります。
次にHYBRIDを見てみましょう。まず、HYBRIDではキーレスアクセス&プッシュスタートが標準装備となります。ここで同じく、HIDロービームランプを装備するタイプと比較すると、Proud Editionの254万円に対して246万円ですから、価格差はやはり8万円。2万円お買得の価格設定です。さらに、2.0i-L EyeSightと比較すると同じ−12万円の価格設定。しかし、こちらはキーレスアクセス&プッシュスタートを装備していますので、装備差は運転席&助手席パワーシートのみとなっています。
「インプレッサスポーツ」&「インプレッサG4」:幅広いタイプ設定が特徴。
インプレッサでは、1.6Lと2.0Lの双方にProud Editionが設定されているのが特徴で、唯一アイサイト非装備車が存在します
Proud Editionでは、キーレスアクセス&プッシュスタート、本革巻ステアリング&セレクトレバー、クリアビューパックの他、メッキドアハンドル、濃色ガラスが全車標準装備となっており、加えて2.0L車では16インチアルミホイール、HIDロービームランプ、運転席&助手席パワーシートが標準装備となります。
オススメは、2.0i EyeSightをベースとしてHIDロービームランプを装備したタイプで、価格は219万円。同一装備の2.0i EyeSightが224.5万円。但し、Proud Editionには運転席&助手席パワーシートが標準装備。数字上の差額は5万円ですが、実質的には10万円以上の価格差があると考えていいでしょう。上級グレードに匹敵する多様な装備品を備えつつ、割安な価格設定となっているProud Editionは大変魅力的に見えます。インプレッサを検討するならば、まずProud Editionを中心に考えるのが良さそうです。