スバルショップ三河安城の最新情報。「レガシィB4」「アウトバック」がB型に進化。| 2015年9月22日更新
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「レガシィB4」「アウトバック」がB型に進化。
2015年10月1日より、スバルは「レガシィB4」「アウトバック」に年次改良を実施し、発売することを発表しました。今回の目玉は、「アドバンスドセーフティパッケージ」の搭載です。
「アドバンスドセーフティパッケージ」は、「レヴォーグ」と「WRX S4」に初搭載された、側後方警戒をメインとした追加安全装備です。リアバンパーの左右内側に、レーダーユニットを搭載。側後方から接近する物体を検知して、ドライバーに注意・警告を与えます。「レガシィB4」「アウトバック」では、次の4種の機能が付加されます。
・スバルリヤビークルディテクション(側後方警戒支援システム)
リヤコンビネーションランプの下方に内蔵されたレーダーセンサーユニットが、各ユニット70m、150度の範囲で捜索を実施して接近する車両を探知します。2014年初頭に発表された「レガシィB4」「アウトバック」に初搭載された技術であり、次の3つの機能を実現します。
「死角車両検知」は、CピラーとDピラーに遮られて死角となるエリアに在する車両を探知、その状態でウィンカーを点灯させて車線変更を図った場合に、警告音とドアミラーのLEDインジケータでドライバーに警告を行うものです。12km/h以上で作動します。探知エリアは直近0.5mを除いた側方に3.8m・後方に4m+側後方1mの範囲です。
死角車両検知
「車線変更支援」は、後方から隣接車線上を高速で接近する車両をLEDインジケータで知らせ、車線変更すると衝突の危険性がある場合に、警報音で危険を知らせます。10km/h以上で作動し、車両後方約70mの範囲で接近車両を捜索します。警告対象は衝突予想時間まで4秒と算出された車両で、相対速度に応じて警告開始車間距離は変化します。
車線変更支援
「後退時支援」は、後退時に左右から接近する車両を探知して、衝突の危険性がある場合にドライバーに警告を行います。バックカメラがあったとしても、死角となってしまう後方左右を警戒してくれるので、特に往来の多い駐車場では非常に有効な機能となります。警戒範囲は、車両後端部を中心に半径7mの円内+側後方1m×側方左右7mのエリアで、衝突予想時間まで3.5秒の車両を対象とします。
後退時支援
これら側後方警戒支援システムは、前方のみに限られていたアイサイトの能力を大幅に拡張するもので、スバルが目指す全周囲予防安全の確立へ向けた第一歩となるものです。
・ハイビームアシスト
ルームミラー基部に設置された単眼カメラが、車速40km/h以上の場合に限り、中心から左右各15度の範囲で先行車、対向車、街灯等の光源を感知して、ヘッドランプのLow/Hi自動切替を行います。自動切替によって、ハイビームの使用頻度を増やし夜間走行時の視認性の向上を図るのが目的です。また、ルームミラーが自動防眩仕様となります。
前方に車両がいない場合
対向車や先行車がいる場合
自動防眩インナーミラー
「Limited」の「STABLEX-Ride」など、その他も改良。
これまで、アイボリー色のインテリアはベースグレードのみでしか選択できませんでしたが、今回から上級グレードにあたる「Limited」にも、アイボリー色の本革仕様が追加されました。これで「Limited」の選択の幅が広がることになります。
この「Limited」には、専用サスペンション「STABLEX-Ride」が採用されていますが、こちらも改良の対象となりました。減衰特性の見直しによって乗り心地の向上を図っているとのこと。これは、試乗してみないことには何とも言えませんが、現在でも圧倒的なクォリティを誇るその乗り心地がさらに進化するとは、非常に楽しみな改良です。ステアリングシステムにも変化があるようです。操舵感の向上を図っているとのことで、これらの改良によって、「動的質感」に磨きをかけたと、スバルはオフィシャルリリースに記述しています。
この他、長らくスバル各モデルに設定されてきた「ディープシーブルーパール」ですが、今回後継の「ダークブルー・パール」にその座を譲って廃止となっています。