スバルショップ三河安城の最新情報。レヴォーグが初優勝したBTCC第4ラウンド「オールトンパーク」ハイライト| 2016年6月12日更新
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緊急速報:BTCC第4ラウンドでレヴォーグがPPを獲得!!
シルバーラインスバルBMRレーシングとして、TeamBMRとSubaruUKのコラボレーションで参戦している、BTCC。第3ラウンドは第2ラウンドでの出火アクシデントの原因究明のため欠場していましたが、オールトンパークで開催される第4ラウンドに復帰。これまで明らかなスピード不足で苦戦が続いていましたが、スバル「レヴォーグ」はついに本領発揮!!改造範囲が限られる中、スバル独自の低重心レイアウトが威力を発揮し始めたようです。
参戦開始2ヶ月での快挙です!!6月4日に行われた予選で、4号車がついにポールポジションを獲得!!99号車も6番手、20号車は18番手、39号車は23番手につけています。この予選、23番手のW.スコットまでで1秒差と稀に見る僅差の戦い。レヴォーグのポテンシャルアップが確実に進んでいることを思わせます。
ツーリングワゴンで、ライバルを蹴散らす。これぞ、スバル!!
参戦発表から、半年足らず。歴戦のTeamBMRとは言え、明らかに不利な大柄なワゴンボディをPPまで導いたことは、称賛に値する快挙です。伝説のTWRでさえ、ボルボのワゴンボディを途中放棄したことを考えると、大変素晴らしいことです。恐らくは、ワゴンボディのレーシングカーがこれだけのスピードを見せたのは、モータースポーツ史上初めてのことと思われます。
初代レガシィに始まった、スバルのツーリングワゴンの歴史、ここに極まれり。といった所でしょうか。6月5日は、2レースが行われます。23台が1秒差にひしめく事からも、激戦が予想される今回のラウンド。レヴォーグは如何に戦い抜くのでしょうか。期待しましょう。
参戦開始から僅か2ヶ月!!レヴォーグついに初優勝!!!
ついに、レヴォーグがイギリスで伝説を創りました。まったく不可能と思われた、ワゴンボディでのBTCC参戦。しかし、TeamBMRの卓越した技術開発能力によってレヴォーグのポテンシャルがついに発揮されました。
イギリスのオールトンパークで開催された第4ラウンドで、コリン・ターキントンの駆る4号車が見事初優勝を飾りました。それだけには留まりません。何と、ジェイソン・プレイトの駆る99号車も3位表彰台を獲得。スバルは、見事1-3フィニッシュを飾ったのです。参戦開始から僅か2ヶ月。3ヶ月前には、影も形も無かったマシンがこうして優勝を飾るというのは奇跡のように困難なことです。大変な快挙と言えるでしょう。
第11戦:後方とのギャップを冷静にコントロールしての、完勝。
PPからスタートを切ったターキントンは、完璧なスタートを決めてトップをキープ。2番手BMWの600号車にギャップを作っていきます。第2ラウンドでの炎上事故に対する対策として、燃料系にモデファイを施したレヴォーグは、特にストレートラインで強さを発揮しします。ターキントンは、全く危なげない展開でトップを快走。
6番手スタートの99号プレイトは、5番手に一つ順位を上げて序盤戦を展開します。7週目のバックストレート手前で4番手の23号車のシビックtype-Rに仕掛けると、トップスピードを生かしてパス。4番手に浮上します。その勢いは留まること無く、あっという間に52号車のワークスのシビックに接近。52号車は、ブロックラインで3番手を死守。そこに後方から、23号車が迫り、3台のテールtoノーズでの表彰台争いになります。12周めのバックストレート、クロスラインで進入して完全に並びかけるも、シケインの進入でもパスは出来ません。インにねじ込んだのは、13週目のホームストレート。1コーナーの進入で、3位を奪取。表彰台圏内に浮上。そのまま52号車を引き離していきます。
15周で行われた第11戦、スバル「レヴォーグ」はデビューから3ヶ月で1-3フィニッシュという快挙。しかも、ターキンとは後方とのマージンをコントロールする完勝を遂げました。ただ、課題もありました。39号車は、フィニッシュ後に再び出火。上位2台と後方の2台とは、明らかにポテンシャル差があることから、今回は2台のみにアップデートが施されたのかも知れません。
第12戦:スタートの失敗が響き、2−3位フィニッシュ。
PPからスタートした4号車ターキントン。しかし、加速が鈍ったところを600号車BMWがパス。600号車の後方で、2−3位に踏みとどまります。2周目に入るところで、セーフティカー。リスタート後の4号車はペースが上らず、ここに99号車が引っ掛かる展開。スバル勢2台は、600号車にマージンを与えてしまいます。5週目のホームストレートでたまらず、99号車が並びかけるも4号車と順位を変えるに至らず。7週目、20号車がリヤタイヤをバーストしたのか、ピットイン。戦線から脱落します。
結局、そのまま順位は変わらずチェッカー。第11戦に続いて、表彰台を獲得。2−3位フィニッシュとなりました。
第13戦:3戦連続でプレイトが表彰台フィニッシュ。
5、6番手からのスタートとなった第12戦。無難なスタートを決めて、序盤の激しい攻防を迎えます。トップ2台はワークスのホンダ、その後ろにトヨタ、MGと続き、スバルの2台はその後方で前を伺います。スバル勢ではプレイトが速く、MGにプレッシャーを掛けていきます。第11戦優勝のターキントンは若干劣り、プレイトに仕掛けるには至りません。
5周目に入ると、ホンダ勢は後方に安全マージンを確保。盤石な体制を早くも構築します。10周目、プレイトはMGへの攻勢をさらに強めますが、並びかけるまでには至りません。そのMGがトヨタに引っ掛かる間に、7番手以下が再び追いつき、数珠繋ぎの激しい攻防が展開されます。スバル勢の後ろには、フォードをパスした2台のBMWが迫ります。13周目、バックストレートのブレーキングで600号車のBMWが一気にスバルの2台をパス。そのまま、14周目にはMGもパスして4番手に浮上。
残り1周になるとき、トップの52号車のホンダは右フロントがバースト。戦線を離脱します。ファイナルラップ、25号車は2番手以下に大きなマージンを作って、余裕の展開。2番手争いからは、600号車が一気に抜け出します。最終コーナー、52号車、600号車がチェッカー。3番手争いは、何と3ワイドでホームストレート。頭一つ抜けだしたのは、プレイトの99号車!見事、3位表彰台を獲得します。
プレイトは、3戦連続の表彰台。ターキントンは、7位チェッカーとなりました。スバルが一気に大攻勢を掛けた第4ラウンドオールトンパークは、大収穫の一戦となりました。今後の展開から、ますます目が離せません。