東京オートサロン2019 ブース写真追加。 [2019年01月12日更新]
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2019年東京オートサロン出展概要。
1 | FORESTER(STI コンセプトモデル) | 参考出品車 |
2 | IMPREZA(STI コンセプトモデル) | |
3 | LEVORG(カスタムパーツ装着モデル) | |
4 | WRX STI(カスタムパーツ装着モデル) | |
5 | SUBARU BRZ GT300 2018 | モータースポーツ参戦車 |
6 | WRX STI NBR CHALLENGE 2018 | |
7 | WRX STI 全日本ラリー参戦車 | |
8 | CG ROBOT Racing 2018(SUBARU BRZ) |
カスタムカーの祭典である東京オートサロンが年明け早々、1月11日から開催されます。今や、東京オートサロンは第2の東京モーターショーであり、より趣味性の強いモーターショーとして幅広く活用されています。
スバルは、2019年の東京オートサロンで8台の車両を展示します。2台の市販検討モデルと、2台の用品装着車両、そして4台のモータースポーツ参戦車両です。
次のSTI Sportか。注目の2つのSTIモデルが登場。
よりアフォーダブルなSTIモデルとのコンセプトで展開される、STI Sport。レヴォーグに始まり、BRZ、WRX S4と、これまで3つのモデルに設定されてきました。
ただ、第1弾のレヴォーグの反響に比べれば、BRZとS4はピリッとしないのは事実。STIコンプリートが発売済みだったため、STI Sportが「もっともホットなグレード」では無かったからでしょう。また、エンジンチューニング無しというSTI Sportのレシピは、ハイパフォーマンスモデルには馴染まないのかも知れません。
新たに登場するSTIコンセプトモデルは、フォレスターとインプレッサSPORT。どちらも、マイルド路線へのキャラ変更を惜しむファンの多いモデルです。それだからこそ、待ちわびたモデルとも言えるでしょう。
FORESTER STIコンセプトモデル
ベースは、e-BOXER(2.0LNA+モータアシスト)搭載のAdvance。フロントには、brembo製モノブロック対抗6ポッドキャリパーを装備。タイヤはより扁平率を高め、19インチ化。ボディカラーは、新色の「ファイターグレー」。当然ながら、STIにより足回りは仕立て直されています。
アクセントカラーは伝統のチェリーレッドではなく、蛍光イエロー。細いストライプが、イイ感じです。南アフリカで発売されたWRX STIしかり、蛍光イエローが今後アクセントに用いられていくのでしょうか。
やはりと言うか、ベースはAdvande。スバルがもっともアピールしたグレードなのでしょう。ただ、Advanceの絶対的な動的パフォーマンスが、STIというブランドイメージには不足しているのは確実。追い越し車線を走れないSTIモデル、などあり得ないと思うのですが。。。
IMPREZA STIコンセプトモデル
こちらのベースは、2.0i-S EyeSight。まず、目を引くのはブラックアウトされたルーフとパーツ類。これにより、ハードなスポーツモデルへと、印象をガラリと変えています。リヤには、センター出しのマフラーが、そのパフォーマンスを主張しています。
愛があるクルマらしいので、ファンの期待するスポーツイメージが希薄になりがちな、現行インプレッサ。ただ、SGPによるシャシー性能はレヴォーグを凌ぐもので、極めて高いハンドリング精度を誇っています。
STI Sportの発売によって、インプレッサの走りに注目が集まることが期待されます。ただ、インプレッサは2019年中盤にマイナーチェンジを予定。となると、その登場は、後期型への進化を待ってからになるでしょう。
レギュラーメンバー、4台のモータースポーツ参戦車両。
ブースには、STIが関わる4台のモータースポーツ参戦車両が展示されます。
SUBARU BRZ GT300 2018は、岡山国際サーキットで優勝を飾ったマシン。性能調整で優遇されているものの、2000cc+ターボという非力な組み合わせ故に、常に劣勢を強いられているSUPER GT。ところが、屈指のハンドリングサーキットで一矢を報いる、見事なポールtoウィン。シーズン唯一の優勝を飾っています。
WRX STI NBR CHALLENGE 2018は、恒例行事となったニュルブルクリンク24時間レースの参戦車両。主流はFIA GT3とGT4、TCRに移行したものの、すっかり過疎化した2000ccターボのクラスでの参戦を続けています。2018年のレースでは、開始早々にパワステポンプにトラブル発生。さらに、豪雨による中断では、ECUに水が入るトラブル。。。完走を果たしたものの不甲斐ない結果に終わっており、2019年はさらなる飛躍が期待されます。
2019年シーズン、新型エンジンはいつ投入されるのか。
次期WRX STIは、伝統あるEJエンジンを捨て、新型ユニットに換装すると言われています。現行のEJ20は、STIの手練の職人による限界チューニングでも329psが精一杯。S207とS208では、その差は1psに過ぎません。もう、限界なのです。
ところが、間もなく登場するAMG A45は、同じ2.0Lながら395ps!その差、66ps。余りに圧倒的です。もちろん、F1、DTM、GT3と様々なカテゴリーを制圧してきたAMGと、WRCを去って10年を経たSTIを比べるのも、土台無理な話。
ただ、熱いスバルファンはそんな言い訳を聞きたくはないでしょう。次期WRX STIが圧倒的なパフォーマンスで登場するのを待ち侘びているのです。
機体高まる新型エンジンですが、GT300に先行投入する可能性は無いのでしょうか?次期WRXでは、海外と国内でエンジンが共通化されるはずで、アセントと共通の2.4L直噴ターボが想定されます。この排気量ならば、GT300での劣勢を打開できる可能性があります。次期WRXの登場は、2020年。そう、残された時間は多くありません。
2019年の東京オートサロンでは、新型エンジンデビューの華々しいニュースを期待しましょう。