ラストチャンス!?フォレスターに特別仕様車が登場。 [2024年04月19日更新]
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バキバキに渋いブラックインテリアのSTI Sport。
主戦場の米国では、既に6代目となる新型が登場済みのフォレスター。国内でもフルモデルチェンジが刻一刻と迫る2024年春、フォレスターに2つの特別仕様車が登場します。
中でも注目は、1.8Lターボを搭載する最高峰グレード「STI Sport」に追加される、ブラックインテリア仕様「STI Sport Black Interior Selection」でしょう。専用ボディカラーとして、「オフショアブルー・メタリック」を新設定。クロストレックで登場した、渋いブルー・グレーが新たに選択可能になります。
ただ、インテリアセレクションと言うだけあって、変更点はインテリア中心。STI Sport標準装備のボルドーカラーのレザーシートは、渋いブラック一色でコーディネートされ、ステッチカラーもシルバーに変更。インテリアは、一気に渋く重みのある雰囲気に様変わりしています。
その他、変更点は以下の通り。
【フォレスター特別仕様車「STI Sport Black Interior Selection」主な特別装備】
・本革シート(ナッパレザー)[ブラック](シルバーステッチ)
・インパネアッパートリム(シルバーステッチ)
・ブラック表皮巻インパネ加飾パネル&フロアコンソールリッド(シルバーステッチ)
・ピアノブラック調ピラーカバー(Bピラー&Cピラー)
・アイサイトセイフティプラス(視界拡張)[フロントビューモニター/スマートリヤビューミラー]
如何せん疑問に思うのは、ボディカラーの選択肢が少ないこと。似合わないから?じゃぁ、なぜレヴォーグのSTI Sportはよりどりみどりなんでしょう?ルーフレールも、装着不可能です。別に、グリーンのSTI Sportにルーフレールがあってもイイじゃないか。そう思うのは、小生だけでしょうか。。
X-EDITIONとXT-EDITIONにガイザーブルー。
もう一つの「特別仕様車」は、既存の特別仕様車へのボディカラーの追加。対象となるグレードは、アウトドア志向を前面に押し出したスペシャルモデル、「X-EDITION」「XT-EDITION」の2つ。ここに追加されるのは、ガイザーブルー。米国限定で発売される特装車「WILDERNESS」の専用色で、知られる深みのあるソリッドカラー。フロントグリルやリヤゲートガーニッシュ、ドアミラーなど、無塗装ブラックを基調とするグレードだけに、ソリッドカラーはより良くマッチするはずです。
X-EDITION/XT-EDITIONは、同じコンセプトの兄弟グレード。両者の最大の違いは、パワートレイン。X-EDTIONはTouringがベースで、2.0L+マイルドハイブリッドのe-BOXERを搭載。これに対し、XT-EDITIONはSPORTがベースで、1.8Lリーンバーンターボを搭載しています。
X-EDITIONとTouringの装備の違いは以下の通り。
・タイヤ:225/60R17サマータイヤ→225/55R18サマータイヤ
・ホイール:ダークメタリック塗装+切削光輝→ダークメタリック塗装
・フロントグリル:ブラック→無塗装ブラック
・エンブレム:メッキ→ダークメッキ
・ヘッドランプ:シルバー→ブラックベゼル
・フロントフォグランプ:丸型→丸型6連
・フォグランプカバー加飾:メッキ→無塗装ブラック
・リヤガーニッシュ:カラード→無塗装ブラック
・ドアミラー:カラード→無塗装ブラック(幾何学テクスチャ)
・撥水ファブリックシート:グレー/ブラック→ブラック/ブラック
・インパネ加飾パネル:シルバー→ガンメタリック
・ベンチレーショングリル:シルバー→ガンメタリック
・インナードアハンドル:シルバーメッキ→ガンメタリックメッキ
・カーゴルームランプ:電球→LED
XT-EDITIONとSPORTの装備差は以下の通り。
・ホイール:デザインに違いあり
・フロントグリル:ブラック塗装→無塗装ブラック
・エンブレム:メッキ→ダークメッキ
・フロントバンパー加飾:シルバー加飾→なし
・リヤガーニッシュ:ブラック塗装→無塗装ブラック
・ルーフレール;シルバー塗装→ブラック塗装
・ドアミラー:ブラックカラード→無塗装ブラック(幾何学テクスチャ)
・シート:ウルトラスエード+本革→撥水ファブリック+合成皮革
・インパネ加飾パネル:ウルトラスエード+ブラック塗装→ガンメタリック
・センタートレイ加飾:ウルトラスエード表皮→通常表皮
・ベンチレーショングリル:シルバー→ガンメタリック
・インナードアハンドル:シルバーメッキ→ガンメタリックメッキ
・カーゴルームランプ:電球→LED
現行フォレスターは、ラストチャンス。今こそ!
フォレスターのフルモデルチェンジは、間もなくです。小生は、そんな今だからこそ、現行フォレスターを購入するべきだと断言します。
最大の理由は、価格上昇にあります。米国向けモデルでは、現行の2022モデルは$25,195〜$35,295。4月4日に発表された2025モデルは、$29,695〜$39,995。単純に約$5,000の値上げ。円安街道まっしぐらの日本円に換算すれば、75万円のアップ。ただ、米国仕様はFB25のキャリーオーバーなのに対し、日本向けは次世代e-BOXERを搭載のはず。ここにアイサイトX標準装備となれば、幾らアップするのか。(想像するのも、恐ろしい。。。)
新型が値上がりした場合、上等な中古車は新車を超えて値上がりするのがセオリー。つまり、来年の今頃には中古車の現行モデルが、今現在の新車よりも高くなる、、、。アルファードよろしく、フォレスターも遥か彼方へ・・・なんて事になっても、後の祭りです。現行フォレスターの予算でもう限界、、、という方。(小生は現行でも手が出ませんが。。。)決断を急がれるべきでしょう。
もう一点は、加速するデジタル化。現行レヴォーグ以降、スバルはインフォテインメントシステムを積極導入。エアコンやシートヒータに至るまで、ディスプレイで操作します。そのため、この系統に異常が生じた場合、修理費用が非常に高額になります。3回目の車検までは新車保証+保証延長プランでフォロー可能ですが、その後は自費修理となりますから、問題は深刻。現状のナビの寿命が約10年とを考えると、インフォテインメントシステムも恐らく10年+α程度でしょう。となると、最新世代のクルマの寿命は、そう長くないと考えるのが自然です。
そこへ行くと、2016年登場のインプレッサをベースとする。現行フォレスター。そのシステムは、幸い旧態依然のまま。ナビも単体交換が可能です。軽く10年は乗りたい!という方。愛車は乗り潰すまで、という方。決断は、お早めに!