次世代プラットフォーム+PHVの開発用?テストカー補足される。 [2015年09月05日更新]
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次世代プラットフォーム+PHVの開発用?テストカー補足される。
次期「XV」と見られる最新のテストカーのスクープ写真が、新たにアップされました。ぜひ、リンク先をご参照ください。では、前回のテストカーと異なる点をいくつか見ていきましょう。
>>>次期XVテストカー@AutoGuide.com:2015年8月
>>>次世代プラットフォームテストカー@autoblog:2014年9月
テストカーから見えてくる次期「XV」の姿と、次世代プラットフォームのアウトライン。
車高の設定は「XV」仕様。
今回のテストカーは、車高の設定が「XV」仕様になっています。これまでのテストカーは、ボディはXVをベースとしつつも車高はハッチバック仕様となっていました。この姿を見る限り、次期型でもXVとハッチバックのボディが共用となるのは確実なようです。
拡大されたトレッド。
前回のテストカーは、拡幅ボディにナロートレッドの組み合わせとなっていましたが、今回はトレッドがボディ拡大分まできっちり広げられています。ホイールは1インチアップの18インチを履いている模様です。フェンダーにアーチモールが不自然に追加されていることから、大幅ではないものの全幅が広げられていることが伺えます。
延長されたホイールベース。
次期「インプレッサ」系では、次世代プラットフォーム「SGP」が初採用されます。 先行開発車であるこのテストカーは外見上現行型と変わりありませんが、中身はまったくの別物のはずです。
Aピラーの前方には、前回同様にボディを切り繋いだ痕跡があります。フロントタイヤは、フロント側でバンパーに近接しており、ホイールベースが延長されていることが伺えます。このホイールベースの延長分が、室内空間の拡大に使われるのか、エンジン搭載位置の後退のために使われるのか、次期型のボディをまとったテストカーの登場が待たれるところです。
EyeSightに、新機能追加?
このテストカー、EyeSight搭載なのですが、ボディの四隅にある2つずつのグリーンの丸いステッカーは何でしょうか?わざわざ、四隅の同じ位置に貼ってあることから、何か意味があるのでしょう。今年登場した「アドバンスドセーフティパッケージ」では、後方左右にレーダーアレイが追加されています。そうした周囲認識用のセンサーが、このテストカーの四隅に搭載されている可能性があります。
今年発表したEyeSightのロードマップには、「2017年:自動車専用道路の同一車線上における渋滞追従機能を実現」とあります。現在のEyeSightでは、渋滞時の割り込み対応に不安があります。四隅のセンサーは、これを補完するためのものかも知れません。
なぜか、改めて偽装を装着。
テストカーは、現行型「XV」に「WRX」系のフロント周りをドッキングさせた、前回同様に出で立ちです。にも関わらず、ボディにはパパラッチ対策の偽装が追加されています。身を隠すために装着する偽装ですが、逆にテストカーをわざと目立たせてパパラッチに写真を撮らせるのにも役立ちます。となれば、このテストカーはスバルとして注目を集めたいモデルなのかもしれません。
そこで思い浮かぶのが、「際立とう2020」で予告されたPHVの存在です。スバルのPHV(プラグインハイブリッド)第一号は次期「XV」になるとの噂があります。もし、このテストカーがPHV仕様であるならば、電源供給コネクタがどこかに設置されているはずです。テストカーのフューエルリッドの反対側にある、不自然な偽装が気になるところです。
次期「インプレッサ」の発表はいつなのか。
徐々にアウトラインが見えてきた次期「インプレッサ」ですが、そのコンセプトモデルはいつ公開されるのでしょうか。この10月には現行「インプレッサ」の最終型であるE型が発表されますから、2016年以降の北米の何処かで公開される可能性が高いでしょう。一方、市販モデルは来年秋にワールドプレミアされるものと思われます。