激戦のBTCCの開幕は間もなく!今年のレヴォーグの活躍や如何に。 [2017年03月03日更新]
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22017年のBTCCは絶対に盛り上がる!90年代のあの激戦が復活!?
昨年中盤以降、大躍進を遂げたTeamBMR擁するレヴォーグ。特にコリン・ターキントンの活躍は目覚ましく、最終的にレヴォーグをランキング4位に導き、チームメイトのジェイソン・プレイトもランキング7位を獲得しています。開幕戦が実質シェイクダウンだったことから考えると、TeamBMRは素晴らしい仕事をしたと言えるでしょう。
2016年のBTCCは、シビックを駆るゴードン・シェドンがタイトルを獲得。サム・トルドフのBMWが2位、3位にはフォード・フォーカスのマット・ジャクソンと、各メーカー入り乱れての大激戦。90年代のBTCC黄金期を思い出させるような、厳しい闘いが繰り広げられました。
さて、迎える2017年シーズンはどのような1年となるのでしょうか。
コリン・ターキントンは、古巣West Surrey Racingへ移籍。
昨年の大躍進の原動力、コリン・ターキントンとTeamBMRの契約交渉は決裂。両社は袂を分かつことになりました。コリン・ターキントンが向かったのは、古巣West Surrey Racing。
このWest Surrey Racing、今年はホンダに奪われたタイトルを奪還すべく、最強の体制で2017年シーズンに挑みます。まず、チームが新たにBMWワークスとなり、マシンは鮮やかなワークスカラーに彩られます。BMWからは資金だけでなく、技術的な援助も獲得。ドライバーはロバート・コラードはそのままに、コリン・ターキントンとアンドリュー・ジョーダンが加入。3人のエース級ドライバーを揃えて、完全必勝体制で2017年シーズンに挑みます。
対するTeamBMRは、昨年MGで活躍を見せていたアシュリー・サットンが新加入。BTCCのヒーロー、ジェイソン・プレイト、オーナーのジェームス・コールとタッグを組みます。エントリーは昨年同様4台なので、3月16日の公式テストデイまでに最後の1人の発表があるでしょう。我らがスバル勢は、BMW、ホンダと激闘を繰り広げることでしょう。
今年のBTCCには、久方ぶりにヴォクスホールが復活参戦。トヨタ・アヴェンシスも新型になって、参戦します。ますます、賑やかに。ますます、盛り上がるBTCC。レヴォーグが並み居る競合を蹴散らすシーンを、期待して待ちましょう。
これだけの大活躍をしても、恵比寿も三鷹も太田も完全に沈黙。
STIが不可能だと言ったFA20DITのレーシングエンジンを実現し、歴史上誰も成し得なかったワゴンボディのツーリングカーを成功に導いたTeamBMR。その活躍は、目覚ましいものです。しかし、日本サイドはこの活動に一切沈黙を守ったままです。
TeamBMRが公式にスバル本社のサポートを受けられる日は、果たして来るのでしょうか。