後期型WRXのムービーが北米で先行公開。 [2017年03月31日更新]
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米国デトロイトショーでWRXのマイナーチェンジモデル発表!!
2017年、第一弾のニュースは北米先行で発表されるWRXの後期型となります。
スバルは2017年1月6日、米国のデトロイトで1月8日から開催される「North American International Auto Show」でWRXとWRX STIの後期型が公開することを発表しました。
2014年の登場以来3年を経過し、この夏にD型へ年次改良が行われる予定のレヴォーグ/WRX。その年次改良は、どうやら内外装変更を伴う大掛かりなマイナーチェンジとなるようです。レヴォーグには左ハンドルが存在しない為、北米がメイン市場となるWRXのみ先行して公開されることになったようです。
よりアグレッシブになったフロントエンド。
後期型WRXでもっとも大きなインパクトを放つのが、より過激になったフロントエンドデザイン。ヘッドライトはステアリング連動式のLEDに置き換えられ、開口部はどれも広げられていて、全体にシャープでエッジが鋭く効いています。前期型の無機質なガンダム感は薄れ、獰猛な肉食動物の如き有機的なイメージに進化しています。
「動的質感の進化」を目指して、各部のフィーリングは徹底的に磨き上げられており、微に入り細に入る改善が図られています。パフォーマンス面ではSTIでの19インチ新採用とブレンボ製の6ポッドモノブロックキャリパー採用が目新しいところでしょう。
【2018年型 WRXシリーズ(米国仕様)の主な改良内容】:メーカー公式
■デザイン
<エクステリア>
・スバルアイデンティティを従来以上に強調した新造形のLEDヘッドランプとフロントグリル、大型化したフロントバンパーグリルの採用によりフロントフェイスを刷新し、よりスポーティかつアグレッシブなデザインとしました。
・WRXに新開発の18インチアルミホイールを採用しました。
・WRX STIに新開発の19インチタイヤ・アルミホイールを採用しました。
<インテリア>
・ブラック調パーツをドアスイッチパネル等の随所に採用し、質感を向上しました。
・フロントシートに、レカロ社製電動パワーシートをスバルとして初採用しました。
・WRX STIに走りへの高揚感を高めるレッドカラーのシートベルトを採用しました。
・フロントドアガラスの板厚アップ等により、振動・騒音対策を強化しました。
■メカニズム
<シャシー>
・サスペンション設定の最適化により、優れた操縦安定性とフラットな乗り心地を更に向上しました。
・WRXの電動パワーステアリングの制御を最適化し、より自然で滑らかな操舵フィーリングを実現しました。また、電動パワーステアリングのモーターとECUを一体構造化することで、軽量化も実現しています。
・WRXにレッドカラーのブレーキキャリパーとユーリッド製ブレーキパッドを採用し、ブレーキ性能を向上しました。
・WRX STIにイエローカラーのキャリパーを含む新型ブレンボ製ブレーキを採用。モノブロック構造のフロント6ポット/リヤ2ポットの対向ブレーキキャリパーにドリルドローターを組み合わせることで、高い制動力と耐フェード性能を実現しました。
<トランスミッション>
・WRXの6速マニュアルトランスミッションのシンクロ機構の見直しや、シフトレバーのフリクション低減などにより、シフトフィーリングを向上しました。
・WRX STIのマルチモードDCCDを従来型の電子制御と機械制御の組み合わせから、電子制御のみに一本化し最適化することで回頭性を更に向上し、ドライバーの思い通りに車両を操ることができるハンドリング性能を提供します。
■安全
・WRXに、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持する、オートビークルホールドをスバルとして初めて採用しました。これにより、信号待ち時、渋滞時、坂道での停車時など、ブレーキペダルを踏み続けなくても停止状態を維持し、ドライバーの運転負荷を軽減します。
・WRXにアイサイトアシストモニターを採用。アイサイトの状態や警報をフロントガラスに表示することで、ドライバーが周辺の道路環境から視線を離さずに警告等を認知できるようになるため、より迅速な状況把握や危険回避操作を実現します。
・ステアリング操作に合わせてヘッドランプ光軸を左右に動かすステアリング連動ヘッドランプを採用。コーナーや交差点で車両進行方向を照射し、夜間の視認性を向上させます。
フルモデルチェンジは、2019年以降。モデルライフは後半へ。
ネット上や雑誌誌面等でモデルチェンジが近いような情報が見受けられますが、レヴォーグ/WRXのフルモデルチェンジは間違いなく2019年以降となります。中期経営計画「際立とう2020」で公約したように、フルモデルチェンジは1年1モデルのみ。このスケジュールを前倒しするキャパシティは、今のスバルには残念ながらありません。
先だって2019年度に1800cc新型ターボエンジンを発売との情報をお知らせしましたが、次期レヴォーグ/WRXは2019年秋に発表、2020年春発売とみて間違いないでしょう。
次期WRXについては、ハイブリッドブーストの4WDハイパフォーマンスモデルとして生まれ変わるとの期待先行(?)の情報もあります。しかし、それは難しいでしょう。WRX系は、全世界でも月販3,000台に満たないモデルです。例えば、ポルシェ「パナメーラ4 E-Hybrid」の価格は1,400万円。ノーマル+200万円に達します。同じように考えれば、次期WRXは600万円を超えてしまいます。。
現実的に考えれば、次期WRXは現行のAWDシステムに、1800ccの次世代ターボエンジンが組み合わされると考えるのが自然でしょう。出力や価格は、現行+α程度に留まると思われます。
レヴォーグの後期型はどうなる?
レヴォーグのセダン型であるWRXがマイナーチェンジするのですから、レヴォーグも今年マイナーチェンジとみて間違いないでしょう。ただ、その内容は明らかではありません。アイサイトの性能向上が考えられますが、価格アップの可能性もゼロではありません。オトクに買うのであれば、現行C型のご購入をオススメします。
後期型WRXのムービー公開。(但し、北米仕様)
SUBARU of America(以下、SOA)のムービーはやはり格好いいですね。WRXに乗りたい!コイツは何としても欲しい!!そう思わせる、そんなムービーに仕上がっています。
日本のスバルにも、こんなプロモーションムービーを作って欲しい!新型インプレッサもそうですが、もっと走りを全面に押し出したムービーが欲しい所です。スバルの走りの良さをもっと全面的にPRして欲しい!!