ケン・ブロックが、再びスバルにカムバック！！[HOONIGAN] Gymkhanaのド派手なWRXは862hp！！！ [2021年05月01日更新]

[HOONIGAN] Gymkhana。その名は知らなくとも、度肝を抜くド派手なアクションは、きっと一度は目にしたことがあるでしょう。仕掛け人は、ケン・ブロック。米国では既に伝説的な存在であり、SUBIEに知らぬものは居ないでしょう。

ケン・ブロックは、時にスタントドライバーであり、時にファッションのアイコンであり、 時にエクストリームアスリートであり、時にWRCドライバーでもあります。

そんなケン・ブロックを代表するのが、Gymkhanaと題されたムービーシリーズ。その視聴回数は既に5億回を越え、世界にその名を轟かせています。

その最大の魅力は、魅せるドライビングテクニック。ケン・ブロックのドライビングは、ただ単に不可能を可能にするだけではないのです。いつでも、どの瞬間を切り取っても、常に鮮やかで艶やかで、とにかく派手。

そして何よりも、ケン・ブロックのチームには、見る者の興奮を何倍にも高める、技術とアイデアが溢れています。リヤタイヤは、常にギリギリで、マシンは危険と安全を嘲笑うかの如く、限界を越えて駆り立てられるのです。

ケン・ブロックの最初のパートナーは、スバルでした。Gymkhanaシリーズ最初の作品、愛機はGDB。続いて、GRBへ進化。その後、パートナーをフォードにスイッチし、活動を続けてきました。

そのマシンの選択は、彼のもう一つの顔である全米ラリー選手権と密接に結び付いています。2005年、バーモント・スポーツカー・チームで自身のラリードライバーとしてのキャリアをスタートさせると、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2006年には、長年のパートナーとなるトラビス・パストラーナとチームメイトに。2007年には、WRCへのスポット参戦も果たしています。

スバルとの契約が終了したのは、2009年。2010年以降は、マシンをフィエスタにスイッチ。全米ラリー選手権へのチャレンジを続けてきました。

そして、2021年。ケン・ブロックは再びスバルにカムバックします。マシンは、当然VAB。その派手なカラーリングは、スバルのイメージをぶっ壊すほどに美しいもの。VABの世代交代を間近に控え、新たなる彼の活動に注目です。

ケン・ブロックの代名詞である、Gymkhana。その最新作は、2020。ドライバーの座は、相方であるトラビス・パストラーナに新たに引き継がれています。

パストラーナが駆るのは、862hpまでチューンされたWRX STI。その派手なアクションを是非ご堪能下さい。