インプレッサ/XVにお得な特別仕様車。その詳細を徹底解説。 [2022年03月03日更新]
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インプレッサとXVが同時に年次改良し、F型に進化。注目は特別仕様車。
登場から、早5年。インプレッサシリーズは、既にF型へ進化しています。2020年晩夏に登場したE型にて、STI Sportの追加と2.0L・AWD車のe-BOXER化と大規模変更がなされているため、今回の変更は特別仕様車の追加を中心とした、小規模のものに留まっています。さて、モデルライフ終盤を迎えたGT/GK型インプレッサシリーズは、如何なる進化を遂げたのでしょうか。
フロントシートヒータの装備拡大と、1.6i-Sの内装の質感充実。
デビューから5年を経過した、インプレッサでは2点の変更が行われています。
これまで要望が大きかったのが、フロントシートヒータです。F型への仕様変更に伴い、2.0L・パワーシート装着モデルにフロントシートヒータが追加されます。水温上昇を待たねばならないエアコンと違って、フロントシートヒータは始動直後から温かさを実感できるため、寒冷地では嬉しい装備。これまで、レヴォーグやフォレスターには搭載されてきましたが、インプレッサでは装着は本革シート装着車に限られてきました。「もう、大きいクルマはイイや。」というお客さまにとっては、寒い朝は一層堪えるもの。
なお、1.6Lモデルでフロントシートヒータをご希望の場合は、本革シートを選択すれば、従来どおり装着が可能です。なお、フロントシートヒータ装着モデルは、+3万円の価格改定が成されています。
もう1点の変更は、1.6i-Sの内装質感の向上です。インプレッサシリーズの販売は2.0Lモデルが中心で、平均単価の押し上げには貢献したものの、それは同時に1.6Lモデルが苦戦している証左でもあります。やはり、ベースグレードで台数を稼ぎ、上級グレードでイメージを訴求するのが、常套作戦。そこで、1.6Lモデルのトップグレード1.6i-Sのインテリアを改良し、質感の改善を図っています。
インパネ、ドアアームレスト、フロアコンソールリッド、センタートレイ加飾等にシルバーステッチを追加した他、ドアミラースイッチをメッキ加飾付きに変更。スポーティなルックスに、高い質感のインテリアで、より魅力的な1台に仕上がっています。
インプレッサに、特別仕様車「1.6i-S EyeSight AccentBlack」が登場。
インプレッサ・SPORT/G4の双方に、1.6i-Sの特別仕様車「1.6i-S EyeSight AccentBlack」が追加されています。インプレッサ30周年記念を銘打って登場したこのモデルは、E型の1.6i-Sをベースにブラック基調で仕立てた特別仕様車。魅力は何と言っても、その価格。FF仕様では、何と199万円(税別)に抑えられています。
インテリアでは、インパネ、ドアアームレスト、フロアコンソールリッド、センタートレイ加飾等はステッチレス。ドアミラースイッチも、ブラックのまま。シート表皮は、専用のものを採用しています。また、価格低減を主眼に、敢えてパワーシートを外しています。
一方、エクステリアは専用の仕立てとして、特別な1台に仕上げています。ホイールは17インチ仕様ながら、専用デザインのダークメタリック塗装。フロントグリルは、引き締まったブラック塗装を採用。この他、ドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、ルーフスポイラーをブラックとして、ボディ全体を引き締めています。
サイドスポイラー装着の1.6i-Sをベースとするだけに、スポーティなルックスが魅力です。そこに加わった、ブラックのアクセント。AccentBlackは、オトクさとルックスのベストバランスの1台だと言えます。
もちろん、オトクだと言っても、安全性能はバッチリ。信頼と実績のアイサイトver3.5を装備し、追従クルーズでは0km/hからレーンキープ・先行車追従が可能。この価格帯で、この先進装備は非常に魅力的です。
なお、+7万円(税別)でメーカーオプションのアイサイトセイフティプラスを選択可能。こちらは、後側方警戒システムの他、フロント・サイドビューモニタが追加され、より高い状況認識機能を手に入れることができます。
インプレッサ・SPORT/G4のボディカラー展開を変更。
この他、インプレッサではボディカラー設定が変更されています。
インプレッサとXVでは、謎のグレード別のボディカラー設定が行われています。余りにも複雑怪奇で、何故そんな事をするのか、誰にも分かりませんが、グレード毎に選べるボディカラーと選べないボディカラーが存在します。
まず、今回唯一廃止されたのが、ラピスブルーパール。少し赤みがかった、明るめのダークブルーでした。その代わりに加わったのが、サファイアブルーパール。ラピスブルーより若干彩度を抑えたダークブルーです。こちらは、G4全グレードの他、SPORTの1.6i-L、1.6i-S(AccentBlack含む)、2.0i-Lで選択可能です。なお、2.0e-L、Advanceでは代わりにダークブルーパールとホライゾンブルーパールが設定されています。
STI Sport専用色だったセラミックホワイトは、特別仕様車AccentBlackでも選択可能になりました。ソリッドカラーですが、極浅いブルー・グレーが入っており、存外に存在感のあるカラーに仕上がっています。
XVのAdvance専用色だったラグーンブルーパールが、新たにインプレッサのAdvanceでのみ、選べるようになりました。鮮やかなブルー・グリーン系のカラーですが、インプレッサで選択する人は非常に少ないはずで、レアなカラーになりそうです。
これまたXV専用だったのが、クールグレーカーキ。イラクに派兵された空自のC-130Hの特別カラースキームを参考にしたという、鮮やかで軽やかな淡いブルー・グレーです。今回新たに、インプレッサでも選択可能となります。但し、AccentBlackとSTI Sportのみの設定となっています。
また、スバルを象徴するWRブルーパールは、STI Sport専用色。鮮やかなスバルブルーを愉しみたい方は、STI Sportの走りと共にご堪能下さい。
XVも年次改良で、F型に。装備充実とボディカラーの変更を実施。
XVも、同時にF型に進化済みです。当然、XVでも改良・改善が行われています。XVでも、インプレッサ同様に2.0Lモデルのパワーシート装着車にフロントシートヒータが標準装備化。寒冷地域での、快適性改善を図っています。また、1.6Lモデルの専用カラーだったラピスブルーパールの廃止に伴って、サファイアブルーパールに差し替えが行われています。なお、ダークブルーパール、ホライゾンブルーパール、プラズマイエローの3色は、2.0Lモデル専用色(2.0e-L Smart Editionを除く)。ラグーンブルーパールは、Smart Edition、Advanceの専用色です。
今や、インプレッサシリーズを牽引する存在へと成長を遂げた、クロスオーバーモデルのXV。ただ、昨今のSUVブームにより、マーケットの主役はSUV専用背高ボディに集中。ヴェゼルを筆頭に、ヤリスクロス・カローラクロス、CX-30など強敵の躍進に、やや押され気味です。
XVにもオトクな特別仕様車「Advance Style Edition」が登場。
そこで、失地回復を狙うべく、XVにも特別仕様車が追加設定されています。それが、最高峰グレードAdvanceの特別仕様車であり、XV10周年記念車と銘打った「Advance Style Edition」です。
Style Editionは、キラキラしたAdvanceをベースに、シックなグレーメタリックでコーディネートした1台。落ち着いた印象が、Advanceより寧ろ好印象です。では、特別装備を具体的に見ていきましょう。
フロントグリルは、ブルー加飾がなくなり、グレーメタリックへ変更。フロントバンパー、フォグカバーは、グレーメタリックとなり、サイドクラッディングはレスに。18インチホイールは切削光輝を廃し、シックな単色のダークガンメタリックとしています。ウィンドウモールはメッキから、シンプルなブラックへ。また、ルーフスポイラー、シャークフィンアンテナ、ドアミラーカバーがブラックから、グレーメタリックに変更されています。
インテリアでは、メータパネルのアクセントカラーを、ブルーからイエローに。インテリア各部のステッチカラーも合わせてイエローに変更。ダッシュボード及びドアトリム加飾パネル、ステアリング、エアコン吹出口、シフト等も、シルバー塗装からブラックラスト塗装に変更されています。
また、Advanceではメーカーオプションとして選択可能なルーフレールは、全グレード標準装備となります。Advanceではメーカーオプションのアイサイトセイフティプラスを標準装備とした一方、シートポジションメモリー機能付きパワーシートは敢えてメーカーオプション化されています。
価格を同一装備で比較すると、Advance比でー8万円(税別)。パワーシートを追加した場合は、+8万円(税別)です。なお、E型で追加された特別仕様車「2.0e-L Smart Edition」も引き続き販売が継続されます。